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貯金の目安もわかる!建売住宅の購入で必要な諸費用を詳しく解説!

建売住宅を購入するときには、建物自体の購入費用とは別に諸費用分のお金が必要になります。しかし、いったいどれくらい費用がかかるのか、よくわからない方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、建売住宅の購入で必要になる諸費用についてご紹介していきます。これを知っておくと貯金の目安もわかるので、ぜひチェックしておきましょう。

建売住宅の購入ではどれくらいの諸費用がかかる?

まずは、建売住宅を購入するときの諸費用を見ていきましょう。一般的に諸費用と言われているのは以下の項目です。

・諸費用となる項目

1.印紙代

2.仲介手数料

3.ローン保証料

4.ローン印紙代

5.ローン手数料

6.ローン事務代行費用

7.登記費用

8.表示登記費用

9.火災保険料

10.固定資産税

それぞれの項目を簡単にご説明します。

1.印紙代

印紙とは、いわゆる税金のことを指します。建売住宅を購入するときには、印紙が必ず必要になります。印紙代は物件ごとの価格によって決まっています。2500万円の家だと1万円の印紙代がかかります。

2.仲介手数料

これは不動産業者に支払う費用です。基本的には「(物件価格×0.03+6万円)×消費税」で算出された金額が仲介手数料となります。ただ、具体的な金額については不動産業者によって異なることが多いです。場合によっては、費用をおさえられる可能性があります。

3.ローン保証料

ローン保証料とは、保証会社に支払う費用のことです。住宅ローンを銀行から借入するときに必要になります。これを支払うことで、もしあなたがローンの返済ができなくなったときに保証会社が一時的にローンの肩代わりをしてくれます。一般的には借入額の約2%がローン保証料となります。

4.ローン印紙代

ローン印紙代は、銀行から住宅ローンを借入するときに交わす契約書に貼る印紙の費用です。借入金額によって金額が異なります。一般的には2500万円借りると約2万円の費用がかかります。

5.ローン手数料

これは住宅ローンを借入するときに手数料として支払う費用です。金額は銀行または保証会社によって異なります。次の「ローン事務代行費用」と混同されやすいので、注意しましょう。

6.ローン事務代行費用

住宅ローンを銀行から借りるときは、不動産業者が手続きを代行してくれます。ローン事務代行費用は、それに対して支払う費用のことです。金額は不動産業者によって異なります。相場は5万円~30万円が一般的ですが、もっと高くなることもあります。場合によっては、費用をおさえられる可能性があります。

7.登記費用

建売住宅を購入すると所有権があなたになります。また、購入するときに住宅ローンを借入した場合、あなたの家に抵当権(ていとうけん)がつきます。登記費用は、こうした権利の登記をお願いする司法書士に支払う費用です。「登記費用(税金)+司法書士の報酬」で金額が決まります。

8.表示登記費用

新しく建てた家の住所をもらうために必要となる費用です。基本的には売主が申請などを行ないますが、家を購入したときにその費用を諸費用として支払うことになります。「登記費用(税金)+土地家屋調査士の報酬」で金額が決まります。

9.火災保険料

火災保険料とは、家が災害に見舞われたときに、その修繕費用をカバーしてくれる保険の費用です。加入を義務づけられていることも多いため、必ずかかる費用と言っても過言ではないでしょう。場合によっては、費用をおさえられる可能性があります。

10.固定資産税

家を購入すると、必ず払わなければならないものの1つが固定資産税です。家の所有権があなたに移った段階で課されることになります。

参考記事:建売住宅の固定資産税はどれくらい?軽減される条件もあわせてご紹介!

・建売住宅の購入にかかる諸費用

では、実際に諸費用がどれくらいかかるのか見てみましょう。ここでは、仮に2500万円の家を購入し、住宅ローンを全額銀行から借りたときにかかる諸費用の平均をご紹介します。

1.印紙代:約1万円

2.仲介手数料:「(2500万円×0.03+3万円)×消費税=約85万円

3.ローン保証料:2500万円×約2%=約50万円

4.ローン印紙代:約2万円

5.ローン手数料:約3万円

6.ローン事務代行費用:約5万円

7.登記費用:約30万円

8.表示登記費用:約15万円

9.火災保険料:約35万円(10年間一括払い)

10.固定資産税:約6万円(1年分の日割り清算後の金額)

諸費用合計=約232万円

家を購入するときは、家自体の購入費用とは別でこれほどの諸費用がかかります。ただ、前項でもお話ししている通り、諸費用の項目の中には、その費用をおさえられる可能性があるものもあります(仲介手数料、ローン事務代行費用、火災保険料)。なるべく諸費用をおさえたいという方は、ぜひこの項目の調整を行ないましょう。

まとめ

建売住宅にかかる諸費用を知っておくと、貯金額の目安がわかり、マイホームの購入がスムーズに進んでいくことにつながります。自分の家を購入しようとしている方は、ぜひ今回ご紹介してきた諸費用のことをしっかり理解しておくことをオススメします。

建売住宅の固定資産税はどれくらい?軽減される条件もあわせてご紹介!

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