一戸建てを購入する時によく耳にする「建売住宅」。どんなメリットがあるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、建売住宅のメリットについてご紹介していきます。購入するなら、注文住宅とどっちのほうが良いのかについても触れていきますので、これから一戸建てを購入しようと思っている方は、参考にしてください。

建売住宅とは？

建売住宅とは、主にすでに建築された住宅のことを指します。住宅と土地が一緒に販売されるところに特徴があり、よく分譲住宅とも言われていますね。

みなさんも同じ区画に仕様が似ている住宅がズラッと並んでいる光景を目にしたことがあるのではないでしょう。簡単に言うと、そうした住宅が建売住宅となります。

なお、建売住宅の販売は、一般的に建築が終わった後に行なわれることが多いのですが、中には建築途中の段階で販売されるものもあります。

ココが魅力！建売住宅を購入することのメリット

建売住宅を購入することのメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

1.購入手続きがスムーズに進みやすい

2.コストを抑えて購入することができる

3.入居までにかかる時間が少なく済む

 

さきほどもお話ししましたが、建売住宅はすでに建築された状態、かつ住宅と土地がセットで販売されます。そのため、注文住宅に比べて、購入にかかる手続きが比較的単純でスムーズに進みやすくなります。

また、設備や間取り、内装も住宅メーカーなどの業者によってあらかじめ決められているため、住宅購入にかかる費用が注文住宅ほどかからないというメリットもあります。

注文住宅の場合は、業者の選定から打ち合わせ、土地の下見、設備、内装、間取りの決定など、住宅を建てるまでに、多くの工程が必要になります。ところが、建売住宅の場合は、そうした工程を踏む手順が少なく、業者との打ち合わせ回数も注文住宅ほど多くないので、入居までにかかる時間が短くなりやすいです。

「購入の際に煩雑な手続きを避けたい」、「なるべく費用を抑えて住宅を手に入れたい」、「早く新居に引っ越したい」という方にとって、建売住宅はまさにピッタリであると言えますね。

建売住宅と注文住宅ではどっちのほうが良い？

建売住宅を購入することのメリットを見てきましたが、実際のところ建売住宅と注文住宅では、購入するならどっちのほうが良いのでしょうか。

・注文住宅のメリットとは

これを比べるためには、注文住宅のメリットも知っておく必要がありますので、まずは簡単に注文住宅のメリットを下記にまとめます。

1.設備や間取りなどにこだわりを持つことができる

2.住宅を建てる土地を選択することができる

建売住宅より設備や間取りなどにこだわりを持てること、比較的自由に土地を決められることが注文住宅の大きな魅力であると言えますね。

・建売住宅or注文住宅が良いかは人によって異なる

建売住宅と注文住宅のメリットを見てもわかると思いますが、一概にどちらの住宅が良いかを決めることはできません。それは、双方にそれぞれメリットがあり、住宅を選ぶ基準も人によって異なるからです。

たとえば、「一生に一度のマイホームだからこだわりのある家にしたい…」という方なら注文住宅のほうが良いですし、「マイホームは欲しいけど、予算をなるべく低く抑えたい…」という方なら建売住宅のほうが良いと言えます。

そのため、建売住宅or注文住宅のどちらにしようか迷った際には、まず自分自身で住宅を選ぶ基準を決めることが大切になります。それぞれのメリットを踏まえた上で、自分自身と家族にピッタリな住宅を選んでいくことをオススメします。

まとめ

建売住宅と注文住宅には、それぞれにメリットがあります。これから一戸建て住宅を購入しようと考えている方は、ぜひこの点を押さえた上で、理想のマイホームを手に入れてくださいね。