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魅力たっぷり?!マンションで最上階の部屋を選ぶメリット・デメリット

マンションの最上階と聞くと、「上階からの騒音がない」、「眺望が良い」、「外から覗かれない」などのメリットを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。しかし、マンションの最上階にはデメリットもあります。今回は、マンションの最上階を選ぶメリット・デメリットについてご紹介します。

マンションの最上階を選ぶメリット

・上階からの騒音がない

最上階の場合、上階に部屋はありません。そのため、足音などといったマンションで起こりうる騒音に悩まされることが少なくなります。しかし、いくら最上階とはいえ、もともと高さのないマンションであると、近くに線路や道路があった場合、外から電車や車の走る音が聞こえてくることがあります。一切騒音がないわけではないことに注意しましょう。

・部屋からの眺めが良い

どの階よりも高さがある最上階には、部屋からの眺めが良いというメリットもあります。マンションが建っている場所によって異なりますが、キレイな夜景を眺められたり、海を見渡せたりするなど、美しい景色を眺めることができます。

・日当たりが良い

マンションの最上階は、日当たりが良く、冬であれば暖房器具を使わなくてもよいほど温かくなることがあります。ただ、後述しますが逆に夏は暑くなりすぎることもあるので、空調などでの調節が必要です。

・風通しが良い

最上階は風の通りが良いことでも知られています。マンションは気密性が高いので、部屋に湿気が溜まりがちです。しかし、風通しが良いことで、湿気によって発生するカビやダニを防げることが期待できます。

・プライバシーを保てる

タワーマンションなど高さのあるマンションでは、最上階に住むことで外から部屋のなかを覗かれるリスクが低くなります。また、それほど高くないマンションであっても、近くに高い建物がなければ、プライバシーを侵される心配もないでしょう。このプライバシーを保てるところは、最上階ならではのメリットと言えます。

・資産価値が高め

ここまで見てきたように、最上階はほかの階より条件が良い場合が多いため、資産価値が高くなる傾向にあります。これにより、もし購入したあとに売却することになっても、ほかの階の部屋より高額で取引できることが期待できます。

マンションの最上階を選ぶデメリット

一方で、最上階の部屋には以下のようなデメリットもあります。

・価格が高い

メリットで挙げたように、最上階の部屋は資産価値が高めです。それはつまり、購入時はほかの階の部屋より価格が高くなることを意味します。購入予算を高く設定していない方にとっては、これが障壁となるかもしれません。

・外出時の移動手段はエレベーターが中心になる

一見するとデメリットのように感じませんが、移動手段がエレベーターだけだと不便に思うことが多いです。たとえば、通勤時間帯にマンションに住んでいる人たちが一斉にエレベーターを使用すれば、待ち時間が長くなることが予想されます。また、災害が起きたときに、電気系統が停止すれば、最上階から階段で下に降りなければなりません。その結果、避難が遅れる可能性があります。

・夏場は部屋の温度が上がりやすい

最上階では、日当たりの良さが災いして、夏場は部屋の温度が高くなることがあります。最上階の部屋では、窓などに断熱・遮熱処理を施すことをオススメします。

最上階の部屋は、必ずしも良いことだけとは限りません。上記のようにデメリットもあるので、しっかりと覚えておくようにしましょう。

まとめ

今回は、最上階の部屋のメリット・デメリットについてご紹介してきました。マンションの購入を検討している方のなかで、最上階の部屋に興味を持っている方は、ぜひこの記事でご紹介してきた良い面と悪い面を事前に頭に入れておくことをオススメします。

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